スポンサーリンク

概要

エラーコードH3は、高圧圧力開閉器異常です。

 

運転中に冷媒圧力が上昇しすぎた際、強制停止させる為の安全装置が高圧圧力開閉器。
高圧圧力開閉器自体の不具合(導通無し状態)を検知し、異常停止しています。

 

 

 

想定部品・故障個所

  • 高圧圧力開閉器
  • 制御基板

 

運転開始時(圧縮機運転前)、既に高圧圧力開閉器の導通が無い状態を検知しています。
圧縮機運転前なので、圧力上昇しすぎて等は関係無い。

 

単純に、上記どちらかの部品不具合となります。
(可能性としては、開閉器70%・基板30%といった感じです。)

 

 

 

自分で出来る事

基本的に無し。
電源リセット(ブレーカー落とす)を実施しても無駄でしょう。

 

 

 

※関連記事

 

 

 

診断方法

高圧圧力開閉器・制御基板どちらが原因なのかを判定すれば良い。

 

 

高圧圧力開閉器

コネクタを基板から外し、テスターで導通を確認する。
導通を確認出来なければ、高圧圧力開閉器の故障です。

 

日によって動いたり動かなかったりするという場合、ほぼ間違いなく高圧圧力開閉器の不具合。

 

 

制御基板

高圧圧力開閉器コネクタを外し、差さっていた部分のピン2本間の電圧測定をする。
200Vを確認出来なければ、制御基板の不具合です。
(コネクタ差したまま測定しても意味有りませんよ。)

 

診断が不安な場合、テスト用のワニ口クリップ等で短絡してどうなるか実験してみる。
クリップ無ければ、高圧圧力開閉器の線を切断・短絡してみる方法も有る。
注意:短絡した場合、必ず元に戻す事。そのまま使わないように!!。

スポンサーリンク