運転しているのに一向に効いてこないエアコン。
壊れてしまったのか?、それとも壊れてないのか?。
エアコンが冷えない(暖まらない)について、考えていきたいと思います。
尚、冷えない(暖まらない)という事は、運転はしているという前提でお話していますのであしからず。
故障じゃない場合
故障じゃない場合の考えられる原因は次の状況です。
フィルター詰まり
これは意外と、よく有ります。
フィルターが詰まっていると、空気が通りません。
エアコンは空気を循環させて冷やしたり暖めたりするので、そもそも空気が通らないと効かないのです。
バサバサと風切り音が鳴ってませんか。
バサバサ音は気流が乱れている音。
フィルターが詰まっている可能性が有ります。
エアコン本体の汚れ
これは、エアコンの故障側へ含めるべきか迷いましたが、単に汚れているだけなので故障じゃない場合へ含みました。
フィルター詰まりと同じ事です。
汚れの影響で、風が通らない。
結果、エアコンの効きに影響します。
吹出し口から、ちゃんと均等に風出てますか?。
左だけ・真ん中だけ・右だけしか出てないなんて事が有れば、汚れです。
ショートサーキット
ショートサーキットというのは、エアコンから出てきた風が障害物に当たり、直ぐにエアコンへ戻ってしまう現象。
エアコンの前や直ぐ下に、タンス・ハンガーラック等は有りませんか?。
そして風向をスイングさせているとか。
エアコンから出た風が、なるべく障害物に当たらないような位置になるように調整してください。
障害物の状況によっては、スイングをさせない方が冷えるようになる事もよく有ります。
設定温度
冷えない・暖まらない場合、設定温度を操作してみましょう。
冷房なら1番低く。
暖房なら1番高く。
エアコンの設置位置の関係から、室温を感知しているセンサーは大概、天井付近です。
天井付近と床付近では、温度が違いますから。
温度操作後に、ちゃんと冷えたり暖まったりしたら、ほぼ大丈夫でしょう。
モード間違い
季節の変わり目で間違っている残念な人がたまにいます。
まずは、ちゃんと目的の運転モードになっているかを確認してみましょう。
(冷房なら冷房、暖房なら暖房。)
故障の場合
故障で考えられる原因は次の状況です。
ガス欠
冷えない(暖まらない)の原因の殆どは、ガス欠による不具合です。
ガスを補充すれば?と思いがちですが、エアコンのガス欠は不具合です。
ガスは消耗するものではない。
ガス漏れ修理は、高額になります。
容量の小さいエアコンなら、買い替えを検討した方が良いでしょう。
その他
サーミスタのズレ(温度センサーね)
圧縮不良
基板不具合
電子膨張弁コイル
等々、多岐にわたります。
まとめ
冷えない(暖まらない)場合、故障じゃない場合で考えられる所で挙げた内容を確認してみましょう。
まぁ、やれる事はフィルター掃除し、風が障害物に当たらないような風向きにしてみる。
汚れが酷くないか=目視や風がちゃんと出ているかで確認する。
汚れが原因の場合、出てきている風は冷たい(暖かい)はずです。
温度設定を一番強くしてみる。
これをやってみてダメなようなら、故障で間違いないでしょう。
サービス依頼をするか、買い替えを検討です。