点滅の種類と内容
本記事は、ルームエアコンを主に説明している内容です。
ダイキンエアコンのランプ点滅には2種類の点滅が有ります。
- 運転ランプ点滅
- タイマー(点滅)ストリーマおそうじ・内部クリーン・内部クリーンおそうじ・ストリーマランプ点滅
上記の2種類です。
この2種類のランプ点滅は一体どのような意味なのか?簡単に説明すると、
運転ランプ点滅
機器の異常
タイマー(点滅)ストリーマおそうじ・内部クリーン・内部クリーンおそうじ・ストリーマランプ点滅
お掃除サイン
このような感じです。
では、それぞれの詳細を見ていきましょう。
運転ランプ点滅の詳細
運転ランプ点滅は機器の異常です。
そして、運転ランプ点滅には2種類の意味が有ります。
- 冷暖房の基本機能に影響が有る点滅
- 冷暖房の基本機能に影響が無い点滅
冷暖房の基本機能に影響が有る点滅
運転ランプ点滅状態で動かない、吹出し口の蓋も閉まっているような場合は冷暖房出来ません。
基板・ガス欠・圧縮機・センサー等の故障により、エアコンが使用出来なくなっている状態です。
冷暖房の基本機能に影響が無い点滅
冷暖房するのに影響が無い点滅とは、機器のオプション機能に不具合が起こっている場合です。
運転した時は点滅していますが、暫くすると点灯に変わって冷暖房が行なわれます。
オプション機能とは、うるさらの加湿モーターや、加湿ダンパー等の冷暖房運転に直接影響の無い部品の不具合という意味です。
リモコンでエラーコードを調べてみてください。
タイマー(点滅)ストリーマおそうじ・内部クリーン・内部クリーンおそうじ・ストリーマランプ点滅の詳細
異常では有りません。
お掃除サインです。
説明書の後半(お手入れ項目辺り)にも記載されています。
機種によりランプ名と内容が若干異なり、ややこしさが有ります。
タイマー(点滅)ストリーマおそうじ 点滅の場合
ストリーマユニット掃除サイン
内部クリーン 点滅の場合
ストリーマユニット掃除サイン
内部クリーンおそうじ 点滅の場合
ダストボックス掃除サイン
ストリーマ 点滅の場合
ストリーマユニット掃除サイン
内部クリーンお掃除ランプの点滅は、フィルター自動掃除機能付きエアコンのダストボックス掃除を促すサイン。
ストリーマランプ点滅は、ストリーマユニットの掃除を促すサイン。
積算運転時間が規定値(1800時間とか)を超えるとランプ点滅して掃除を促すのです。
ダストボックスは前面パネルを開けた時、吹出し口の上部辺りに有る横長の物体です。
取り外し、中のホコリを除去しましょう。
ストリーマーユニットは前面パネルを開けた時、右側・左下・右側フィルターの奥にカードリッジ状の引っこ抜ける物が有ります。
それを外して中を見ると、ホッチキスの芯のような細い金属の棒が見えます。
それに付着した埃を綿棒などで掃除してあげればいいのです。
見た目で大して汚れていない時は、そのまま戻しましょう。
非常に繊細な部品です。
ちょっと触っただけで曲がったり折れたりしますから、注意して下さい。
感覚的にはシャーペンの芯を扱う位、繊細に作業する事です。
(大抵、点滅したから確認してみても汚れてませんよ。)
ランプ自体は積算運転時間で点滅しますので、汚れてなくても点滅します。
何だったら、昨日掃除したのに点滅してるなんて事もタイミングが合えば起こります。
あくまで、積算時間で点滅です。
汚れ感知センサーなんて高性能な代物が付いている訳では有りません。
点滅を止める方法
タイマー・ストリーマー・内部クリーンランプ点滅は、『サインリセット』しないと止まりません。
サインリセットの方法は、リモコンです。
- 標準リモコンなら右下
- 簡単リモコンなら裏の電池の蓋を開けた所
- うるさら等の高機能リモコンならメニュー内の項目
ちなみにコンセント抜いても消えません、サインリセットしなければ点滅したままです。
リモコン壊れた等の為、量販店等で売ってる色々なメーカー対応のリモコン使ってる場合はリセット不可能。
点滅が気にならなければ、そのままでも大丈夫ですよ・・・と言いたい所ですが、リセットしないと機能が作動しなくなりますので、
ストリーマランプ点滅の場合、ストリーマ機能が作動しない。
内部クリーン・お掃除ランプ点滅の場合、自動お掃除が働かない。
という事になります。