エラーコード00は、機器正常となります。
基本的に不具合有りませんという意味です。
コンピューターによるエラーコード診断は正確性高いです。
エラーコード00表示なら大体は問題無し(正常)です。
想定される故障個所
- 室温サーミスタ
- ショートサーキット
- フィルター詰まりや機器の汚れ
- ガス欠
症状としては、冷えない・暖まらないという状態だから調べたらエラーコード00だったという感じでしょう。
00だった場合の注意点は、30分運転してから再度エラーコードを確認して下さい。
ガス欠(エラーコードU0です)の場合、エラーが確定するまで30分ほど必要だからです。
冷えないからエラーコード見たら00だった、30分後U0に変わっているなんて事も有ります。
自分で出来る事
温度設定を変えてみましょう。
冷房なら一番低く、暖房なら一番高くする。
それで冷える(暖まる)かどうかを確認します。
フィルター詰まりや機器の汚れを確認。
フィルターは見れば分かりますね。
運転状態に影響を及ぼす機器汚れ具合の判断は、吹き出し風がしっかり出ているかどうかを確認する。
風の出方がまばら・吹き出し口の左右は出てるのに真ん中は全然出てないとか。
運転中にバサバサと音がする等、風の音が変化するとか。
こういった場合、汚れの影響で冷えない(暖まらない)可能性が有ります。
エアコンの前に障害物となる物が無いかも確認。
参考記事:エアコンのショートサーキットとは?
故障診断ポイント
私の場合、まずは試運転モードにします。
しっかりと冷える(暖まる)なら、ガス欠と汚れの線が消えます。
残るは、室温サーミスタかショートサーキット。
ショートサーキットは気流の流れを追えば確認出来ます。
障害物に当たっているようなら、向きを変更してどうなるか。
室温サーモに関しては、温度設定を一番低く(高く)して運転。
吸込み口に温度計(TASCO等の反応性が良い空気温度計を使用する事)を当てながら1℃ずつ変更しながら確認する。
サーモオフした時の温度計の数値、その時のリモコン温度設定がかけ離れているようなら交換します。
かけ離れているとは、4℃以上の差があるような場合です。
2〜3℃差ならば、測定誤差やサーモオフのタイミングも有るので正常と判断します。
上記すべて問題ないなら正常と判断。
結論
00の場合、大体は正常。
たまに、汚れによる気流分布不良か室温サーミスタって感じですね。
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