エアコンクリーニングは本当に必要なのか?。
その答えは、「どういった理由でエアコンクリーニングを検討しているか」によります。
- カビが気になる
- 臭いが気になる
- 黒いゴミが飛んでくる
- 冷えが悪い
- よく聞くから何となく
- 何年も使っているから、やった方が良いんじゃないか
- 電気代が安くなるのでは
エアコンクリーニングをやろうと思った理由は、大体上記のどれかでしょう。
そういったお客さんが多い。
エアコンクリーニングをやった方が良いのか?と質問された時、私がどのように答えているか?。
それは、
「カビや汚れが気になるようなら、やった方が良いでしょう。」
逆に、そういった事が特別気にならないという方へはこのように答えます。
「カビ・汚れは気にならず、エアコンの調子(効き)も悪くないなら、やる必要は有りません。」
会社としては売り上げになるので、エアコンクリーニングを検討している人に売りたいでしょうが、私は違います。
カビ・汚れが気になる・ならないは、お客さん次第なので、エアコンの効きが悪い原因が「汚れ」の場合だけしか勧めてないんです。
そりゃあ、確かにクリーニングして汚れを落とした方が良いのは間違い有りません。
ですが、クリーニングの1〜2万を掛けるだけの価値が有るかは別物です。
10年使ってようが、特別問題を感じてないなら、やるだけの価値はないと思ってます。
これだけは勘違いしてはいけません。
エアコンクリーニングを行なえば、機器寿命が延びる訳では有りませんよ。
エアコンクリーニングが必要な場合の判別方法
エアコンクリーニングが必要な場合は、とてつもなく汚れていて効きが悪いとか、水が垂れてくるとかの場合です。
その判断基準は、風がしっかりと出ているか?です。
壁掛けエアコンを例として説明
風量を最大(暖房の場合は温度設定も一番高く)にして、風が出てくる吹出し口に手をかざしてみて下さい。
暖房⇒温度を一番上げてもらってるのは、サーモオフしてない状態で確認してもらいたいからです。
暖房の場合、サーモオフしていると風量が弱くなるように制御されてますので。
手を左右にスライドさせ、吹出し口から出ている風が均等に出ているかを確認するんです。
冷暖房の効きに影響を及ぼしている位の汚れの場合、
左側しか出てない
真ん中しか出てない
右側しか出てない
全体的に全然出てない
等、風の出方がまばらになります。
それと、エアコンから少し離れた位置で体に風を受けたときに、風を感じるかどうかもポイント。
要は、風が出ている感じが全然しないとか均等に出てないやって場合が、エアコンクリーニング必要な場合なのです。
この場合、クリーニングすれば結構冷暖房の効きが改善しますのでやるべきでしょう。
まとめ
風の出方は普通だし、カビ・汚れも気にならないという場合は、基本的にやる必要は無しです。
「10年使ったから、そろそろやった方が良いのかなぁ〜」とかは、考える必要ないですよ。
「何年に1回やった方が良いの?」とかも、考える必要は有りません。
そもそも基本的に、洗う前提で作られてない。
洗う前提の設計なら、おそうじロボ付きとかの高機能エアコンなんて、大変ですから。