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業務用エアコンの故障って何だかんだ結構困りますよね。
事務所等のエアコンなら気合で一時的に我慢すれば良いのですが、これが店舗用だと営業に支障が出ます。

 

さて、エアコン故障の際に「修理か買い替え」どちらにするべきかという選択に迫られた場合、私ならどうするか?というのを紹介します。
まぁ、最終的には自分自身で判断する事になるのですが、参考程度にご覧下さい。

 

 

修理 or 買い替えの判断基準

まずは判断材料を整理します。

 

判断材料
  • 使用年数(古いかどうか)
  • 修理金額
  • 部品供給

この3つです。他の判断材料は要らないと思っています。
上記で記載していない材料だと、「電気代が下がるから」っていうのが有るんじゃないでしょうか?。

 

たしかに最新機種はエコですよ。
だけど正直微妙です。
たしかに電気代は得でしょうが、電気代の差で元が取れると言われたって、新しく購入したエアコンが何年間も壊れないで動いている保証なんて有りません。

 

だから電気代は判断材料から省いているのです。

 

 

それでは、説明していきます。

 

使用年数・修理金額

1番重要な材料が使用年数(機器の年式)です。
具体的には、

 

  • 15年未満
  • 15年以上〜20年未満
  • 20年以上〜25年未満
  • 25年以上〜30年未満

 

の4段階で考えます。
そして、業務用といってもスカイエア・ビル用マルチ・設備用等有ります。
今回はスカイエア・ビル用マルチで考えてみようと思います。

 

 

 

※高額修理の基準が曖昧ですが、もし新品へ買い替えた場合の金額の半額以上になってしまうような場合と考えるのが良いでしょう。

スカイエア

15年未満の場合

迷うことなく修理続行です。

 

 

15年以上〜20年未満の場合

高額じゃなければ修理です。
高額修理なら買い替えで良いと思います。

 

 

20年以上〜25年未満の場合

修理費用が4万円程度までで済むなら、修理でも良いと思います。

 

 

25年以上〜30年未満の場合

修理する価値は有りません。素直に買い替えです。
仮に修理部品が運よく残っていたとしても、買い替えです。

 

 

30年以上

処分してください。

 

 

ビル用マルチ

ビル用マルチの場合、小規模なシステムから大規模なシステムまで有ります。
10馬力位までの小規模なビル用マルチはスカイエアと同じような考えで良いと思います。

 

今回は10馬力超の中規模・大規模ビル用マルチで考えています。

 

15年未満の場合

修理しましょう。

 

 

15年以上〜20年未満の場合

修理です。

 

 

20年以上〜25年未満の場合

まだ修理です。

 

 

25年以上の場合

高額じゃなければ修理。

 

 

30年以上

買い替えです。

 

 

ビル用マルチは買い替え金額が非常に高額になりますので、使えるまで使うというような感じになるでしょう。

 

 

部品の供給

業務用エアコンの部品供給に関して、

 

  • スカイエア⇒20年位
  • ビル用マルチ⇒30年位

 

まで供給されている事が多いです。(在庫が完売しなければの話しで、且つダイキンね)

 

10年で供給終了してしまうというような話しを聞くと思いますが、そんな事は有りません。
10年なら電気部品や熱交換器等のメイン部品が無いなんて事にはならないでしょう。

 

カバーとか水平羽根(ルーバーね)等のプラスチック部品がないって事はありますけどね。

 

 

では、修理するか買い替えるかの判断において、部品供給からの判断というのは、プリント基板の供給有無です。

 

故障原因を考えた時、基板故障が1番多い故障だと思います。

 

  1. 基板
  2. ガス欠
  3. 水漏れ
  4. 外ファンモーター
  5. サーミスタ
  6. 圧縮機

こんな感じの順番ですかね。

 

1番壊れやすい基板供給が終了している場合、高額修理はオススメ出来ません。
基板の供給終了=ある意味、機器寿命が来たと考える。

 

 

まとめ

修理か買い替えというのは、「使用年数・修理金額・部品供給状況」を総合的に判断して決定するのがベストなので、なかなか難しい判断でも有ります。

 

業務用エアコンの場合、高額修理じゃなければ大体の人が修理をします。
やはり買い替えるといっても高い買い物なので、使えるまで使いたいって言うのが有りますからね。
悩んでいる場合は、買い替えの見積もりを2社以上取っておく事。

 

もし高額修理が必要となってしまった場合のアドバイスをもう1つだけ。

 

高額修理後、6〜7年使えるかどうかを考えましょう。

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