ルームエアコンのサイズ選びですが、
つける部屋の畳数で選ばれていると思います。
ですが私のオススメしている選び方は、
基本的に部屋の広さより1サイズ大きい物。
6畳なら8畳用を、10畳なら12畳用を
何故?かと言うと、エアコンは冷房基準で作られています。
最近は暖房もエアコンを使う方が増えて来て、冬にエアコンが効かないっていう依頼が結構あります。
まぁ、もともとエアコンは冬に弱く、スゴイ寒い日なんかは頻繁に除霜運転に入ってしまいなかなか効きません。
エアコンは冷房より暖房の方が力が必要です。
しかもサイズの畳数は冷房基準、暖房は少し下がります。
例:6畳用なら、冷房6畳・暖房4.5〜5畳
要は能力が少し下がる上に寒ければ寒いほど効かなくなるって事。
まぁ、エアコンの宿命なのでショウガナイですが。
じゃあ、可能な限り大きい奴をつければ?
そういうものではありません。
オーバースペック過ぎる場合、すぐ冷えますが設定温度に達すると室外機が停止します。
室外機の停止頻度が多すぎるとエアコンの心臓部であるコンプレッサーによくなく、早期故障の原因になります。
なので私は部屋の広さより1サイズ上をオススメしているのです。
暖房は使わないよって方は部屋の広さと同等のサイズで良いです。
どのグレードが良いか?
こればっかりはどういう機能が欲しいかによるので一概には言えません。
私のオススメは、
- ベーシックモデル(Eシリーズ)
- うるさら7(RXシリーズ)
両極端などちらかで、中間グレードは必要ないとすら思っています。
簡単に大別すると
- シンプルモデル
- お掃除ロボ付モデル
- 加湿機能付最上級モデル
となります。
要は中間であるお掃除ロボ付モデルは必要ない。
なぜか?
お掃除ロボ付は掃除不要ではありません。
ホコリをためておくダストボックスを掃除しないといけないので。
10年間お掃除不要ってのはあくまで基準です。
車のメーカー発表の燃費と同じ。
定まった部屋で一定量のホコリが発生して・・・・というように、そういう基準で10年
そんな家有りませんので、ダストボックスを掃除しないとダメです。
車もメーカー発表の燃費がありますね!
リッター30キロ達成・・・・実燃費は17〜20キロ位
それと同じなので間違わないように!
そうなるとお掃除ロボ付グレードは不要。
フィルターを掃除するかダストボックスを掃除するかの違いしかない。
たいした差ではないから、それならシンプルなモデルで良いでしょうって事です。
何もついてない冷暖房だけのにしとけばよかったっていうお客さん多いです。
シンプルイズベストって奴ですね。
うるさら7
これは正直値段が高いです。
すべての機能がテンコ盛りの機種、なんたって最上級モデルですから。
ですが値段が高くても買う価値が有る!
どこが優れているのか?
うるさら といえば当然、加湿機能です。
これが素晴らしいのです。ダイキンの特許技術!
どういう物かというと、その名の通り加湿出来る。
要は冬に活躍するモデルですね。
冬に屋外の空気から湿気だけを集める装置が室外機についてます。
正直空気から湿気を集めるので、湿度が低いと水分量が少ないので設定湿度まであがらない事も有ります。(これも上記の車の話と同じ類)
ですがそれでもちゃんと加湿されています。
うるさら には加湿用ホースが室内機と室外機間でつながっています。
室外機で集めた湿気をホースを通して室内へ送り込み加湿する仕組み。
わざわざ水を入れて・・・なんて事は必要ない!
暖房すると当然乾燥しますよね?
暖房は乾燥するから喉が痛くなったり、風引いたりなんて事もあります。
うるさら の優れているところはここなんです。
乾燥しないように加湿してますから、乾燥が原因で喉が痛くならない・風引きづらいって事なんです。
おまけに湿度によって人間の体感温度は変わります。
部屋をそんなに暖めなくても湿度が高いと暖かく感じるのです。
高いだけの事はあるダイキンいちばんオススメモデルなのです。買う価値有り。
(エアコン設置業者には嫌な機械ですが・・・・・取り付けが大変)
結論は予算次第
- 予算が許すなら迷わず うるさら7
- 予算が許さないならいちばんシンプルなベーシックモデル
20畳用( 63 モデル )からはベーシックモデルはありません。