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故障診断の際、圧縮機なのかインバーター基板(パワートランジスタ)、どちらが不良なのかを見極めるのは結構迷う所です。
エラーコードでいう所の、

 

  • L5
  • L8
  • L9

 

が出てしまっている時が診断において、見極めがきつい所ですね。
インバーター基板だと診断して圧縮機だった場合や、その逆もしかり。
特に圧縮機交換は高額修理なので、間違ってしまった時には目も当てられません。

 

基板なら修理するけど圧縮機なら買い換えるって方もいるので、基板交換して圧縮機でしたってなった時に基板の料金どうすんだってなってしまう事も有ります。

 

そこでインバーター基板の良否判定を調査し、どんどんこのページに掲載していきますので判定基準の1つに役立ててください。
ちなみに、インバーター基板の良否判定とは基板内についているパワートランジスタの判定になります。

 

テスターを使用し、パワートランジスタの抵抗値・導通を測定した物を紹介します。
新品基板と旧基板の両方測定・旧のみ測定・新品のみ測定等、現場によってデータ集めは様々になりますがご了承下さい。

 

 


インバーター基板(パワートランジスタ)の抵抗値・導通測定方法ですが、
上の写真はRYP63PTのインバーター基板です。

 

 

赤丸で囲っている部分が5箇所有ります。
左側上下の2つは、C+・C−。右側の3つは、U・V・W

 

テスターの黒・を、C±側・UVW側どちらかへあたります。
(黒をC±へあてたら、はUVWへ。)

 

 

デジタルテスターの場合、抵抗レンジのダイオードモードで測定します。

 

パワートランジスタ(インバーター基板)の良否判定を極める事で、自信を持って基板か圧縮機どちらがダメでエラーが出ているのかを言い切れるので、サービスマンレベルが格段に上がりますよ。

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