エアコンの不具合を感じた時どうするか?
特にサービスを呼ぶべきなのかどうなのかって言うのが悩みますよね。
そこで今回は不具合で最も多そうな2つの事象、
- 運転しない
- 冷えない(暖まらない)
に関して簡単にフローチャートを作成してみましたので参考にして下さい。
運転しない
運転しない場合のフローチャートを以下に示します。
運転しない
↓
運転スイッチが入らない?
↓
ブレーカー又はコンセントはちゃんと入っているか?
入っている↓
@へ
↓入ってない
Aへ
ランプ点滅?
↓
エラーコード確認
A7・C7↓
Bへ
↓その他
サービス依頼
故障箇所・原因は多岐にわたる
@
リモコンの種類は?
ワイヤレス
電池をまずは新品へ交換して下さい。その時の注意点として、購入して間もない物を使う事。
タンスにしまっていた未開封の電池は放電してしまっている可能性が有ります。
次にデジタルカメラで赤外線確認。
赤外線を確認出来なければリモコン不良の可能性高いのでリモコン交換。
同じリモコン有ればそれを使ってみる。
無ければ買う。
赤外線確認出来た場合、サービス依頼。
この場合、基板故障の可能性大。
ワイヤード
液晶表示の有無を確認して、無ければサービス依頼。
この場合、リモコン故障・基板故障の可能性大。
有ってもサービス依頼。
この場合、リモコン故障の可能性大。
A
入っていないのがコンセントの場合は挿して運転。
ブレーカーの場合、漏電表示有無確認。
漏電無しの場合はブレーカー上げて運転。
漏電有りの場合は触らずにサービス依頼。
この場合、電気部品漏電の可能性有り(特に圧縮機・クランクケースヒーター)。
B
A7の場合
スイング機能を停止して運転して下さい。
エラーの出る回数を減らせます。
エラー出たらスイッチ入れ直しで使える可能性高いです。
あくまで応急的な使い方です。
不便なのでサービスを依頼しましょう。
(そのままでも良ければそのままでも可(自己責任))
C7の場合
電源リセット実施。この時、パネルがシッカリ開いて閉じるかを見ておいて下さい。
本体運転ボタンを探して下さい。
次にリモコンからでは無く、本体運転ボタンで運転を入れる。
これで応急的に運転できます。
(下の文をしっかり読んで)
本体運転ボタンからの運転は自動運転となります。
リモコンは使えません。
温度設定・風量設定は出来ません。
リモコンに設定されている状態は関係有りません。
例、冷房23度設定・風量弱とかなっていても関係なく自動運転です。
パネルがちゃんと開かない場合、取り外せば使えます。
冷えない(暖まらない)
冷えない(暖まらない)場合のフローチャートを以下に示します。
リモコンの冷房・暖房設定は間違い有りませんか?
(シーズン初めにスイッチ入れたときは間違っている事有ります。夏なのに前シーズンは冬だから暖房みたいな)
間違っていた↓
設定を変更して下さい
↓間違い無し
吹出し風は冷たい(暖かい)?
冷たい(暖かい)↓
Cへ
↓送風(常温?)
Dへ
C
フィルター汚れやエアコンの吹出し風の妨げになるような障害物は有りませんか?
有る場合
フィルター清掃・障害物をどけて下さい。
無い場合
サービスを依頼。
D
設定温度を、
冷房の場合一番下げて下さい。
暖房の場合一番上げてください。
温度設定変更後しばらくしても吹出し風が変化しない場合
サービスを依頼。
変化した場合
冷える(暖まる)かどうかを確認して下さい。
冷えた(暖まった)場合は様子見です。
様子見というのは、まだ室温サーモがずれている可能性がある為、何度か使ってみて判断。
冷えない(暖まらない)場合はサービスを依頼。
注意事項
フローチャートはあくまで判断基準の1つです。
機器の状態・設置状況によってはこの限りではなく、更に冷えてる(暖まってる)という感覚は人それぞれなので。