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ホームセンターとかに売ってるエアコン用アルミシートについてですが、
結論から言って殆ど効果は無いと思います。

 

 

なぜか?

 

これはあくまでも私自身の考えなので科学的根拠は有りません。
ですので100%効果無しとは言いません。

 

私自身エアコンにそんな物は取り付けていませんし、今後取り付ける事も無いでしょう。
これは私自身の考えなので、独り言です。

 

取り付けたい方は取り付けてみても良いのでは無いでしょうか?

 

 

ではなぜ効果ないかと言うと、

 

エアコンの上にアルミシート置いて何に効果有るのか理解できないのです。
推測では日がエアコンに当たって室外機自体が熱くなるのを防ぐ事によって冷房効果・節電効果を狙っている物だと思うのですが、それがどれほど効果有るのか???

 

おそらく車のフロントガラスにつけるアルミシートと同じ原理を考えて作っているのかなぁ?と思っています。

 

 

しかし室外機の天板が熱くなろうがエアコンには関係有りません。

 

室外機の効率というのは後ろから吸い込む空気の温度がとても重要なのです。

 

室外機自体が日に当たって鉄板が熱くなっているのは関係無いのです。

 

 

簡単に表現します、
室外機の後ろには熱交換器というギザギザした銀色の部分が有ります。

 

冷房運転では室外機の熱交換器に熱を持ったフロンガスが通過します。

 

そのフロンガスの熱を後ろから吸い込んだ空気へ移動させてフロンガスを冷やす為に有ります。

 

ですので室外機自体にこもった熱をファンの風で冷やしている訳では無いのです。
だから鉄板が熱くなろうが関係ない。

 

吸い込む空気の温度が重要なのは、空気の温度が低ければ低いほどフロンガスの熱が空気へ移動しやすい為です。
熱は温度の高い方から低い方へ移動するものなので、フロンガスの温度と空気の温度差があればあるほど熱移動しやすい=効率が良いという事。

 

だから外の気温が高いとフロンガスの熱を逃がしづらくなるので効きが悪くなる⇒効率が悪い⇒電気代が増えるという流れが生まれます。

 

 

本当に効率が上がる方法は熱交換器に水をかけてあげる事。

 

それはなぜか?空気より水の方が熱伝導が良いからです。

 

エアコンの効率だけを考えた場合、熱交換器に常に水をかけるだけで効果を感じ取れます。
もちろん水道代がかさみますが・・・

 

じゃあ、室外機が日なたにあるのと日陰にあるのではどうか?

 

当然日陰にある方が冷房運転では効率が良い。

 

それは室外機が日に当たらないほうが良い為では無く、室外機周辺の空気の温度が日陰の方が低いからです。

 

 

それなら室外機は日陰に設置してもらえば一番良い・・・・
冬の暖房では逆転します。
暖房の時は室外機周辺の空気の温度が高い方が良いのでどっこいどっこい。

 

他にも、日陰に設置する為に無理して配管を延長してみる・・・
室内機と室外機が離れれば離れるほど効率が悪くなります。

 

 

そろそろ結論を言うと、余計な事をせず普通に設置するのが一番。
私は室外機の上にアルミシートをつける事は一生有りません。

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