さて、記事のタイトルに有るようにエアコン(空調)業界の仕事としては大まかに、
- 修理(サービスマン)
- 工事(職人)
の2つの仕事が有ります。
他に営業等も有りますが、空調業界の仕事と言えば修理か工事が一般的です。
空調業界の仕事を目指している・興味が有る方の参考になればと思い両者の違いを説明します。
エアコン修理の仕事
エアコン修理の仕事と言えば、故障が発生した機器を点検して不具合箇所を見つけます。
そして、部品を交換して正常に動く(復旧)ようにする仕事。
エアコン工事の仕事
エアコン工事の仕事と言えば、機器を取り付けるのが仕事。
機器本体のサイズや取り付ける建物の条件が違うので、どうやって作業を進めて綺麗に取り付けるかを考えながら行なう仕事です。
簡単に書きました。
まぁ大体の人が考え付く内容ですね。
私は修理サービスマンなのですが工事も手伝っていますので、そこで感じた事を一言でいうと、修理は頭脳系で工事は肉体系です。
ここで勘違いしてはいけないのが、工事は頭を使わないのか?って所ですが、それは違います。
工事も頭を使いますよ。
逆に修理も体力使います。
じゃあ一体何が違うの?ってとこです。
私自信が両方やってみて感じたのは、
- 修理は思考
- 工事はセンス
です。
もし空調業界へ入って、修理又は工事のどちらをやろうか考えているなら自分に合う方をシッカリ考えましょう。
私は工事をやってみて、センスが無いのを痛感しました。
正直向いてません。
かたや修理は自分に合っていると感じてます。
同じエアコン(空調)の仕事なのにです。
修理の仕事の本質
修理の仕事の本質ですが、
修理の仕事とは、どこがダメになっていて故障しているのかを診断するのが仕事です。
診断というものに価値が有るのです。
部品を交換する事に価値は無いと考えています。
得意不得意あれど、何度もやっていれば誰でも出来るようになるからです。
ですので私は部品交換は仕事とは思っておらず(やらないとショウガナイからやっている)、診断している対価として修理代金を支払ってもらっている感覚です。
どこが壊れているか診断する力はないけど部品交換は間違える事無く完璧に出来ますって人が面接に来たとします。
その人をサービスマンとして会社は採用するか?
私なら採用しません。
部品交換が完璧に出来たって、壊れている箇所を特定する力が無い人はサービスマンとして価値が無いのが分かると思います。
どちらを目指すかのアドバイス
正直、私は工事センスが無いので修理ベースでのアドバイスです。
修理に向いていそうな人として、
- 文系より理数系が得意
- 頭の中で、「あ〜でもない・こ〜でもない」と悶々(もんもん)と考えたりする事が好き
- アクションゲームより、シミュレーションゲームが断然好き
という感じです。
上記に当てはまらない人は修理の仕事より工事の方が向いてそうです。
まぁ、上記の特徴は私自信の特徴です。
上記に当てはまる人は修理を楽しんで出来る可能性が有りますので、修理サービスマンをやってみるのも良いと思います(何が壊れているんだか全然分からなくて嫌になる事も有りますけどね)