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ホットガスバイパス

ホットガスバイパスとは、低圧が下がりすぎた場合に圧力を維持する為に高圧フロンガスを低圧側へバイパスする機能です。

 

圧縮機から出た高圧フロンは通常、熱交換器へ向かうのですが、ホットガスバイパスが作動すると高圧フロンの一部を圧縮機吸入側(低圧)へ直接流し込みます。

 

吐出側と吸入側間に設けられたバイパス用の冷媒管に電磁弁が仕込んであり、通常は閉じているので流れ込みません。
ホットガスバイパスが作動=電磁弁が作動して開状態になることで高圧フロンが低圧へ流れ込む仕掛けです。

 

インジェクション

インジェクションとは、吐出温度が上昇し過ぎた場合に低圧フロン(冷たい)を圧縮機へ流し込み吐出温度を下げる機能です。

 

通常、圧縮機を出た高圧フロンは熱交換器で液化された後、膨張弁を通って減圧(低圧に変化)、その後熱交換器へ向かうのですが、一部をそのまま圧縮機へ戻す事によって圧縮機過熱状態を抑制します。

 

どういう事かと言うと、圧縮機は冷たいフロンガスで冷却しています。
過熱しすぎてしまうという事は、冷却が間に合ってない状態。
ですので一部の低圧フロン(冷たい)を直接戻す⇒圧縮機に吸入される低圧フロン量を増加させる事によって冷却力を増大させ、圧縮機過熱を抑えると言う事です。

 

 

ちょっとずつ増やしていきますのでお待ち下さい。

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