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ダイキン製スポットエアコン RSP140P でL5異常で修理してきました。
今回の修理は診断しておらず、診断した業者の見積もりより安く部品交換できないかという内容なので診断はしていません。
(まぁ、見積もりの部品が圧縮機(コンプレッサー)とインバーター基板(ハーネスもセット)同時交換でしたので、それなら問題無く直るので引き受けました。)

 


まずは、良く分からないと思いますがフロンガスを回収している所です。
冷媒系統修理はフロンガス回収が一番メンドクサイですね。

 


回収が終わって、圧縮機の配管2箇所(吐出管と吸入管)を切断します。
切断箇所は必ず圧縮機側の配管を切断しなければいけません。
機内配管側を切断してしまうと、新しい圧縮機をセットした時に配管長さが足りなくなりますので。
間違って切断してしまった場合、配管を継ぎ足さないといけなくなるので手間が増えます。

 

 


室外機から圧縮機を取り外した状態です。

 


この写真は何なのか?というと、切断して残っている圧縮機側配管を溶接機で取り外した後の写真です。
上の圧縮機を取り外した状態の写真と見比べると分かると思います。

 


新しい圧縮機をセットして、配管を差し込みます。

 


差し込んだだけだと隙間があるので、ロウ材という金属の棒を使って溶接します。
(ロウ材を溶かして隙間に流し込んで接合する。)

 


真空ポンプを使用して、エアコン内部の空気を抜きます。

 


防音材を戻して圧縮機交換は終了。

 


インバーター基板もセット交換なので取り替えます。

 

その後、元通りに組み立て直してフロンガス(R410A)を規定量充填して終わり。
試運転を行って、問題なく作動するようになりました。
こんな感じで今回の圧縮機交換は終了です。

 

しかし、自分で診断していない状態で部品交換だけをするのは変な気分ですね。
直らなかった時が・・・怖いです。

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