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今回の修理はルームエアコンが点滅して動かないって依頼です。

 

現地へ行き、運転ボタンを押してみると確かに点滅しています。
リモコンの取り消しボタンを長押ししてエラーコードを確認してみると、L5エラー。

 

 

一度コンセントを抜いてリセットして運転してみるも再びエラー点滅。

 

 

早速、室外機へ行き状態確認。

特別変わった様子は無し。

 

 

まずコンプレッサーが回るかどうか見ます。
外板を開けて、コンプレッサーのハーネスにクランプをつけた状態で運転をかけます。
→電流は流れてない模様。

 

室外機はウンともスンとも言わず、室内機エラー点滅再び。

 

まぁこの時点で室外機基板交換で95パーセント大丈夫だろうって感じですが、一応パワートランジスタの抵抗値測定してみます。

 


これが室外機基板。取り外します。

 


取り外しました。

 


これがパワートランジスタ。
白いボンドのような物は、シリコングリスです。
放熱フィンにパワートランジスタが張り付いているのですが、両者の密着性を向上させて放熱をよくする為にシリコングリスが付いてます。

 

抵抗値確認の結果、パワートランジスタ不良が確認されました。
(インバーターの良否判定データ一覧 参照して下さい。)

 

 


新品基板に交換します。

 


新しい基板を取り付け完了。
外板を元通りにし、運転実施。問題なく作動するようになりました。

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