今回の修理はダイキンRYP63PTでE5エラーが出ているとの依頼です。
E5異常(圧縮機過負荷)の想定部品は、
- 圧縮機
- ガス欠
- インバーター基板
と言う感じです。
まずは室外機運転状態を確認しました。
室外ファンが回り始め圧縮機が作動したのですが、すぐ変な音がして停止状態です。
変な音とは耳を圧縮機に近づけていないと聞こえないのですが、こんな感じです。
シュルルルーっと圧縮機回転音
↓
ピーーピロピロピロピー
(表現が難しいのですが、例えるならFAXの音みたいな感じ。)
この音になった時は圧縮機ダメです。
念のためインバーター基板の抵抗値確認しましたが問題無さそうです。
お客さんは修理か入替かで悩みましたが、修理するとの事なので後日修理となりました。
交換部品が揃ったので修理へ。
こちらが修理するダイキン製RYP63PTです。
業務用スカイエアですが、サイズはルームエアコンみたいなものです。
外板を外した状態です。小さいのでゴチャゴチャしています。
今回は圧縮機と基板両方交換します。
上部にあった基板ボックスを取り外した状態です。
圧縮機の左に見えるシルバーの仕切り板と右側板を外すと作業がやりやすくなります。
圧縮機防音材を取り外し、吐出管と吸入管を切断しました。
分かり辛いですが、赤いマルで囲っている部分が切断箇所です。
交換する圧縮機を取り外しました。
左が古い方で、右が新しい方です。
圧縮機を設置し、溶接・真空・ガスチャージして完了。
一緒に交換する基板です。
部品交換完了して試運転実施。
エラーも出ず、問題なく圧縮機が動作するようになりました。